米監視法が初の失効へ、議会がトランプ氏の諜報機関トップ人事を拒否

原題: US surveillance law to expire for first time after lawmakers reject Trump’s controversial pick to lead spy agencies

なぜ重要か

米国の重要な監視法の初の失効により、国家安全保障体制に大きな変化をもたらす可能性がある

米下院は12日、外国情報監視法(FISA)の延長法案を218対198で否決した。必要な3分の2の賛成を得られず、同法は13日に史上初めて失効する見通し。共和党議員19人が反対票を投じ、次回採決は23日に予定されている。

米下院は外国情報監視法(FISA)の延長法案を218対198で否決し、必要な3分の2の賛成票を獲得できなかった。共和党議員19人が反対票を投じ、同法は13日に史上初めて失効する見通しとなった。次回採決は23日に予定されている。FISAは正式名称を外国情報監視法といい、第702条として知られる。米諜報機関が外国のハッカー、スパイ、テロリストを特定するため、米国人を含む大量の情報収集を令状なしで行うことを可能にする法律で、長年にわたり両党から国家安全保障上重要とされてきた。しかし、過去の政権による同法の濫用を理由に、批判者らは抜本的改革を求めている。両党の議員は、諜報機関が米国人の個人通信にアクセスする前に裁判所の令状取得を義務付ける条項を求めていたが、トランプ政権は法律の単純延長を求めていた。新たな障害となったのは、トランプ大統領が先週、同盟者のBill Pulteを国家情報長官代理に任命したことだった。この閣僚レベルのポストは、CIAやNSAを含む十数の諜報機関を監督する。Pulteの任命は、同氏がこの職を利用してトランプ氏の政敵を攻撃し、監督すべき情報機関を骨抜きにするのではないかとの懸念を引き起こした。民主党は、Pulteの任命は法律失効よりも米国家安全保障にとってより大きなリスクになると警告していた。諜報や国家安全保障の経験がないPulteは19日に就任予定だったが、木曜日に政権は同氏の指名を撤回し、現在ニューヨーク南地区連邦検事を務めるJay Claytonに交代させた。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →