米国民がPolymarket禁止プラットフォームで数百億ドル取引
原題: Americans Are Trading Billions of Dollars on Polymarket’s Banned Offshore Platform
なぜ重要か
規制回避による大規模な違法取引の実態が初めて定量化され、暗号資産予測市場の規制強化議論に影響する可能性
Rutgers大学の研究によると、米国で禁止されている暗号資産予測市場Polymarketの取引量の約30%が米国からで、106億ドルから267億ドルが流入している。VPNを使用して地域制限を回避していると推定される。研究は2025年5月から2026年4月のデータを分析した。
Rutgers大学統計学者Harry Craneの研究によると、Polymarketの取引量の約30%が米国からのもので、米国民は106億ドルから267億ドルをプラットフォームに流入させている。この数字は、同プラットフォームが2022年に米国で禁止されていることを考慮すると驚異的である。
Polymarketは2022年、未登録のデリバティブ取引プラットフォームとして運営していたとして連邦規制当局により米国で禁止された。現在は2025年12月から米国でライセンスされたモバイルアプリ「Polymarket US」を別途運営している。
Pew Researchの報告によると、2026年4月のPolymarket USの取引量は約16億ドルだったのに対し、暗号資産ベースの主要プラットフォームは約90億ドルに達した。
米国のトレーダーは特にスポーツ市場での活動が活発で、研究では約半分の取引を占めると推定された。米国民はVPNを使用して地域制限を回避していると考えられるが、これは利用規約で禁止されている。
予測市場業界のロビー団体Coalition for Prediction Marketsがこの研究を委託・資金提供したが、CraneはKalshi、Coinbase等の大手企業がメンバーであることを明かした。Polymarketはメンバーではない。