インド政府、SpaceX上場前にStarlink認可を一時停止

原題: The Indian government got cold feet on Starlink just before SpaceX’s IPO

なぜ重要か

世界最大級の人口を持つインド市場へのアクセス遅延は、SpaceXの上場前に衛星インターネット事業の成長性に影響を与える可能性がある

インド政府は2025年に衛星インターネットサービスStarlinkの運営ライセンスをSpaceXに付与したが、同社がイランで無許可でサービスを提供したことを受けて認可プロセスを一時停止した。SpaceXの上場を前に、Starlinkの顧客成長率鈍化が課題となる中での出来事。

SpaceXは長年のロビー活動を経て2025年にインドでのStarlink運営ライセンスを取得し、サービス展開に向けて進展していた。しかしBloombergの報道によると、SpaceXがイランで法的許可なくStarlinkアクセスを許可したことを受け、インド政府が同プロセスを一時停止した。Starlink運営担当副社長のLauren Dreyerは「Starlinkはインド政府と積極的で生産的な議論を続けている」とソーシャルメディアで反論している。インドはデータの国内保存要件やネットワークセキュリティ要件を設けており、SpaceXはこれらを満たすよう取り組んでいた。しかし政府関係者はイランでの無許可使用を受けて、実際にStarlinkを制御できるかどうか懸念していると匿名筋が語った。SpaceXのネットワーク制御は過去にも問題となっており、2022年にはMuskがウクライナ軍の進展を懸念してサービスを遮断した事例がある。また台湾ではMuskの「台湾は中国の一部」との過去の発言や現地パートナーとの連携拒否により交渉が進展していない。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →