Ouraが上場申請、競合スマートリング各社が追撃

原題: Oura is going public, but these smart ring companies are coming for its crown

なぜ重要か

OuraのIPOを契機にスマートリング市場が急拡大しており、健康管理からAI・決済まで機能が多様化する成長分野として業界の注目が集まっている。

フィンランドのOuraは2026年9月3日にIPOを正式申請した。同社の売上高は2026年6月末までの9か月間で約12億1000万ドルとほぼ倍増し、過去1年間で360万個のリングを販売、有料会員数は約500万人に達する。一方、Ultrahuman、Circular、RingConnなど各国の競合他社が新機能を搭載したリングを相次ぎ投入し、市場競争が激化している。

フィンランドのスマートリングメーカーOuraは2026年9月3日、IPOを正式申請した。同社の売上高は2026年6月30日までの9か月間で約12億1000万ドルとほぼ倍増し、過去1年間で360万個のリングを販売、有料会員数は約500万人に上る。直近では最薄・最軽量モデルとなる「Oura Ring 5」を発売したばかりであり、上場への機運が高まっている状況だ。

しかし市場では競合各社の追い上げが本格化している。インドのUltrahumanは今週、QualcommのベンチャーファンドなどからAIや独自ソフトウェアの自社デバイス実行を目指す資金として7000万ドルを調達したと発表。同社の第3世代リング「Ring Pro」(価格479ドル)は9月中旬から米国向けの出荷を開始する予定だ。同社は2025年10月に米国際貿易委員会がOuraの特許権侵害を認定したことで米国への輸入が一時禁止されたが、新フォームファクターの採用でこれを回避した。Ring Proは心拍センサーを再設計し、デュアルコアプロセッサによる精度向上と省電力化を図っている。

フランスのCircularは、タッチ決済機能を搭載した新モデルを近く発売すると発表。中国のRingConnは触覚フィードバック(ハプティクス)を備えたリングを今年デビューさせた。さらに画面付きのスマートリング「Pebble Halo」(現在インドのみ)や、タッチパッドを備える「Dreame Ring」など、スマートフォンに近い機能を詰め込んだ製品も登場している。

当初のスマートリング市場は、スマートウォッチなどに比べてデジタル機器の存在感を薄めながら健康管理ができる点が訴求ポイントだったが、各社の機能競争によりその性格が変わりつつある。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →