CA州、政治広告未申告インフルエンサーに罰則

原題: New California law will penalize influencers who don’t disclose political ads

なぜ重要か

政治的インフルエンサーマーケティングへの実効的な規制が整備されることで、ソーシャルメディアプラットフォームのコンテンツポリシーや広告収益にも波及する可能性がある。

カリフォルニア州のGavin Newsom知事は2026年9月20日、政治的な有料投稿を開示しないインフルエンサーに最大5,000ドルの罰金と軽罪の刑事罰を科す法律AB 1130に署名した。同州はすでに州・地方選挙に関する有料投稿の開示を義務付けていたが、違反しても罰則が存在しなかった。

カリフォルニア州はこれまでも、州・地方選挙に関連した投稿でインフルエンサーが報酬を受け取る場合、その開示を義務付けていた。しかし違反しても罰金や刑事罰がなく、実効性に乏しかった。今回署名されたAB 1130は、違反1件につき最大5,000ドルの罰金を科し、さらに当局が法執行機関に軽罪として告発できる権限を付与する。

法案の背景には、実際の違反事例がある。億万長者のTom Steyerが2026年のカリフォルニア州知事選挙の民主党予備選に出馬した際、数十人のインフルエンサーに報酬を支払い自身の選挙運動について投稿させたが、多くが当初は報酬を開示しなかった、とNew York Timesが報じた。

法案を提案したのは民主党の州議会議員Marc Bermanで、「既存の法律とその執行に若干の曖昧さがあると気づいて提出した」と述べている。Newsom知事はこの法律を、Donald Trump大統領による選挙干渉の可能性から州民を守るための一連の法案パッケージの一部として署名した。

Texasもすでに有料政治コンテンツの開示を義務付けており、他の州も同様の規制の導入を検討している。ソーシャルメディア上の政治広告の透明性確保に向けた動きは全米に広がりつつある。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →