Wayback Machineへの大量アクセス対策を公表
原題: An Update on Wayback Machine Access
なぜ重要か
ウェブの歴史的記録として不可欠なWayback Machineの安定運用は、研究・報道・法務など幅広い分野に直結する。
Internet ArchiveのWayback Machine担当ディレクターMark Grahamは2026年9月15日、同サービスが大量の自動トラフィック(ボット)に繰り返し攻撃されているとブログで公表した。対策としてリクエスト制限(HTTP 429エラー)を導入し、誤ってブロックされた一般ユーザーには個別対応のメール窓口を設けた。
Internet ArchiveのWayback Machineが、断続的な大量自動トラフィックの波に晒されている。同組織はサービス継続のため保護措置を導入し、その一環として、アクセスをブロックした際に表示されるHTTP 429エラー(「リクエスト過多」)のメッセージ文を最近書き直した。
Mark Graham氏は「保護措置が一般ユーザーを誤ってブロックするケースがある」と認め、影響を受けたユーザーに謝罪した。誤ブロックと思われる場合は、OS・ブラウザ・IPアドレスをinfo@archive.orgに送るよう案内している。
同組織は現在、悪質なボットと通常ユーザーを区別する精度を継続的に改善中だと説明しており、「毎日Wayback Machineを利用している人々への影響を減らすべく取り組んでいる」としている。具体的なトラフィック量や攻撃の発信元、対策の技術的詳細については公表されていない。