世界各国で広がる未成年のSNS利用規制

原題: Vietnam is looking to restrict social media for kids; here are the growing number of other countries doing the same

なぜ重要か

未成年のSNS規制は各国政府が相次いで法制化を進めており、グローバルなプラットフォームの事業運営・コンテンツモデレーション戦略に直接影響する重要な規制動向となっている。

ベトナム文化・スポーツ・観光省は、16歳未満のユーザーがSNSで投稿・コメント・リアクションできなくする草案を検討中と、Reutersが2026年7月25日に報じた。アカウントは保護者名義での登録を義務付け、プラットフォーム側にも年齢確認と適切コンテンツ提供の技術的措置を求める。世界的に未成年のSNS規制強化が進んでいる。

ベトナム文化・スポーツ・観光省が検討中の草案では、16歳未満のSNSアカウントを保護者名義で登録することを義務付け、子どもが投稿・コメント・リアクションを行う機能を制限する。プラットフォームには、ユーザーが未成年かどうかを技術的に識別し、年齢相応のコンテンツのみを提供することが求められる。副文化大臣のPhan Tam氏は「子どものSNSアクセスを禁止したり過度に制限したりするのが目的ではなく、年齢に合った環境を確保することが狙い」と述べた。同草案はまだ最終決定されておらず、採択前に修正される可能性がある。ベトナムはゲームに関しても、16歳未満のプレイ時間を1タイトルあたり1日60分に制限する別の規制も検討している。

こうした動きは世界的に広がっている。オーストラリアは2025年12月に16歳未満のSNS利用を世界で初めて法律で禁止した。対象はFacebook、Instagram、Snapchat、Threads、TikTok、X、YouTube、Reddit、Twitch、Kickで、WhatsAppとYouTube Kidsは対象外。対応しない企業には最大4,950万豪ドル(約3,440万米ドル)の罰金が科される。フランスも同様の規制を最近発表しており、各国政府はサイバーいじめ、依存症、精神的健康被害、性的搾取リスクなどを背景に規制強化を進めている。一方、Amnesty Techをはじめとする批判勢力は、侵襲的な年齢確認が引き起こすプライバシー問題や、こうした禁止措置が実効性に乏しいと指摘している。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →