Uber、数百万のドライバーをセンサーネットワーク化へ
原題: Uber wants to turn its millions of drivers into a sensor grid for self-driving companies
なぜ重要か
数百万台規模のデータ収集ネットワークは自動運転業界全体のデータ不足を解決し、Uber自体の新たな収益源となる可能性がある。
Uberは人間のドライバーの車両にセンサーを搭載し、自動運転車会社向けのデータ収集ネットワークに転換する長期計画を発表した。同社CTOのPraveen Neppalli Nagaが5月1日のTechCrunchイベントで明かした。現在は小規模な専用車両で運用するAV Labsプログラムを拡張する構想。
UberのCTO、Praveen Neppalli Nagaは5月1日、サンフランシスコで開催されたTechCrunchのStrictlyVCイベントで、同社の長期戦略について語った。計画では、世界中に数百万人いるUberドライバーの車両にセンサーを搭載し、自動運転車会社や物理世界のシナリオでAIモデルを訓練する企業向けの大規模データ収集ネットワークを構築する。これは1月下旬に発表されたAV Labsプログラムの自然な拡張だという。現在AV Labsは、Uberが独自に運用する小規模な専用センサー搭載車両に依存している。Nagaは「自動運転開発のボトルネックはもはや基盤技術ではなく、データだ」と説明した。WaymoなどのAV企業は様々なシナリオのデータ収集のため車両を配備する資本が不足していると指摘。Uberは現在、ロンドンで運用するWayveを含む25のAV企業とパートナーシップを結んでおり、ラベル付きセンサーデータのライブラリである「AVクラウド」を構築中。パートナー企業は訓練済みモデルを実際のUberトリップで「シャドーモード」で実行し、実際に自動運転車を路上に出すことなく性能をシミュレートできる。