OpenStreetMapを小さなクエストで改善するアプリ「StreetComplete」
原題: StreetComplete: Fixing OpenStreetMap, one tiny quest at a time
なぜ重要か
市民参加型のオープンソース地図改善ツールは、自動運転やLBSなど地図データ精度が求められる産業全体の基盤強化につながる。
「StreetComplete」はOpenStreetMapの不足データを補完するAndroid向けサーベイアプリ。ユーザーの周辺に存在するマップの欠損情報をクエスト形式で表示し、現地を訪問して質問に答えるだけでOpenStreetMapに直接データを追加できる。40以上の言語に対応し、GitHubでオープンソースとして公開されている。
「StreetComplete」は、OpenStreetMapの地図データを市民参加型で改善することを目的としたモバイルアプリケーションである。アプリはユーザーの現在地周辺にある地図データの欠損箇所を検出し、それを「クエスト」としてマップ上に表示する。ユーザーは実際にその場所を訪問し、簡単な質問に答えるだけで情報を入力できる仕組みになっている。
入力されたデータはユーザー名義でOpenStreetMapに直接反映されるため、専用のマップエディタを別途使用する必要がない。これにより、地図編集の専門知識を持たない一般ユーザーでも手軽にOpenStreetMapの品質向上に貢献できる。
対応言語は40以上にのぼり、アムハラ語・アラビア語・日本語・中国語(簡体・繁体)・韓国語など多様な言語をカバーしている。プロジェクトはGitHub上でオープンソースとして公開されており、Slackの「#streetcomplete」チャンネルでコミュニティ活動も行われている。また、翻訳への参加や寄付による支援も受け付けている。
公式サイトではアプリのダウンロードリンク、FAQ、プライバシーポリシー、更新履歴なども提供されており、継続的な開発・運営が行われていることが確認できる。