CoMaps:オフライン対応のFOSSマップアプリ

原題: CoMaps – FOSS Offline Maps

なぜ重要か

GoogleマップやApple Mapsに依存しないオープンソースのオフライン地図エコシステムの形成という観点で、プライバシー重視の地図サービス市場における注目の取り組みといえる。

CoMapsは、オープンソースコミュニティが開発するオフライン対応の地図・ナビゲーションアプリ。GPSのみで動作しモバイルデータ通信が不要。個人情報の収集やトラッキングを行わないプライバシー重視の設計で、Google Play・App Store・F-Droidなど複数のプラットフォームで無料配布されている。

CoMapsは、ハイキング・サイクリング・ドライブなど多様な用途に対応したオフライン地図アプリで、完全無料のフリー・オープンソースソフトウェア(FOSS)として提供されている。地図データはOpenStreetMapをベースにしており、コミュニティがデータの追加・改善に参加できる仕組みを採用している。

アプリはOrganic MapsおよびMaps.Meのフォーク版として開発が始まり、ソースコードはCodabergで公開されている。オフライン環境でも経路検索・ナビゲーション・ウェイポイント検索が可能で、モバイルデータ通信を必要としない。

プライバシー面では、ユーザーの識別・位置トラッキング・情報収集を一切行わない設計を採用しており、プライバシー監査ツールであるExodusによる監査も実施済みであることが明記されている。また、バッテリー消費を抑える効率的な設計も特徴の一つとして挙げられている。

対応プラットフォームはAndroid(Google Play・F-Droid・App Gallery)およびiOS(App Store)。インターフェースは日本語を含む30以上の言語に対応している。開発への参加はOpenStreetMapへの情報追加、機能に関するフィードバック提供、Codebergへのコード貢献などを通じて行うことができる。

出典

comaps.app — 元記事を読む →