Spotify、フィットネスコンテンツ分野に進出

原題: Spotify’s next frontier: fitness content

なぜ重要か

音楽ストリーミング市場の飽和により、Spotifyのマルチメディア戦略が加速し、フィットネス市場への参入が新たな収益源創出の可能性を示している。

Spotifyは4月27日、新たなコンテンツカテゴリーとしてフィットネス分野への参入を発表した。Pelotonとの提携により1400以上の広告なしワークアウトクラスを提供し、複数のフィットネス系クリエイターとも協力。無料・有料ユーザー向けに音楽と動画形式でコンテンツを提供する。

Spotifyはポッドキャスト、オーディオブック、動画、物理的な書籍に続き、フィットネスコンテンツ分野への進出を発表した。同社はワークアウト用プレイリストのハブから、実際のワークアウト自体の拠点へと発展することを目指している。この取り組みのため、Spotifyは複数の著名なウェルネス系クリエイターと運動器具メーカーPelotonと提携した。ワークアウトコンテンツはアプリ内の新しい「フィットネス」ハブからアクセス可能で、検索ボックスに「fitness」と入力することでも見つけられる。コンテンツは音楽と動画の両形式で、モバイル、デスクトップ、TV向けアプリ全体で利用できる。ローンチ時点では、無料・有料ユーザー共に、Yoga With Kassandra、Chloe Ting、Pilates Body By Ravenなど複数のクリエイターによる数十のプレイリストと指導的ワークアウトコンテンツにアクセス可能。Pelotonとの提携により、選択された市場のPremiumユーザーには1400以上の広告なしオンデマンドワークアウトクラスが提供される。これらには筋力、有酸素運動、ヨガ、瞑想、ランニングなど様々なクラスが含まれ、Pelotonの専用機器は不要。現在ワークアウトは英語で提供され、一部スペイン語・ドイツ語オプションもある。オフラインアクセスのためのダウンロードも可能。参加クリエイターはSpotify Partner Programなど既存の収益化ツールを活用できるが、Pelotonとの契約条件は公表されていない。Spotifyのフィットネス投資決定は、Premiumユーザーの約70%が月次でワークアウトし、サービス上に1億5000万以上のフィットネスプレイリストが存在するというデータに基づいている。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →