Snapchat、AI生成動画をSpotlightの報酬対象外に

原題: Snapchat no longer rewards fully AI-generated Spotlight content

なぜ重要か

プラットフォーム大手が一斉にAIスロップ排除に動く流れは、AI生成コンテンツの品質管理が業界全体の競争軸となりつつあることを示す。

Snapchatは2026年7月31日、完全にAIが生成した動画をSpotlightのレコメンド対象から除外すると発表した。同社のレコメンドシステムを調整し、実在する人間が制作したコンテンツのみをSpotlightの推薦対象とする。ただしAIツールを使った編集・加工は引き続き許可される。

Snapchatは2026年7月31日、ショート動画機能「Spotlight」において、完全にAIが生成した動画を報酬(レコメンド)の対象外とする方針を公式ブログで発表した。同社はレコメンドシステムを調整し、実在する人間が制作したコンテンツのみをSpotlightの推薦対象とすることを明言した。

Snapchatはブログ投稿の中で、「Spotlightをリアルな人々の本物の創造性を発見できる場所として維持したい。独自の視点や個人的なストーリーテリング、そして人々が自ら選んで作り・共有する瞬間を報いることに永続的な価値があると信じている」と述べた。

一方、AIの使用を全面的に禁止するわけではなく、クリエイターはSnapchatのAI編集ツールを使ってコンテンツを加工・強化することは引き続き可能だとしている。今回の変更は、同社が4月に「AIが生成したコンテンツの表示を減らす」と示唆していた方針と一致する。

「AIスロップ」(低品質なAI生成コンテンツ)への批判が高まる中、各社は対応を強化している。LinkedInは投稿をAI生成と思われる場合に報告できる「seems like AI slop」ボタンを導入。SubstackはAI執筆のニュースレターを識別するツールを追加した。Metaは公開アカウントの写真をAIで加工できるInstagram機能に対する批判を受け、同機能を完全に削除した。YouTubeも収益化ポリシーを明確化し、AIキャラクターが健康や金融などの敏感なトピックを扱う「非正規コンテンツ」を収益化不可とした。

なお別件として、Snapchatは先月、13〜15歳のユーザーがSpotlight投稿を共有できる相手を、互いにフォローし合っている人のみに制限する未成年保護策を導入している。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →