インドEVスタートアップRiverが約170億円調達

原題: Indian EV startup River raises $120M Series C to scale production, launch more models

なぜ重要か

インドの電動二輪車市場は同国EV普及の最大牽引役であり、Riverの急成長は同市場への投資関心の高さと事業拡張余地を示している。

インドの電動二輪車スタートアップRiverは2026年8月5日、シリーズCラウンドで1億2,000万ドル(約170億円)の資金調達を完了したと発表した。ラウンドはElev8 Venture PartnersとClaypond Capitalが主導し、Yamaha MotorやAl-Futtaim Group、Mitsui等の既存投資家も参加。累計調達額は1億4,400万ドルに達した。

インドのEVスタートアップRiverは2026年8月5日、シリーズCラウンドで1億2,000万ドルの調達を発表した。ラウンドはインド国内投資家のElev8 Venture PartnersとClaypond Capitalが主導し、Singularity AMC、Anicut Capital、360 ONE Asset、JIF Capital、HDFC AMCが新規参加。既存株主のYamaha Motor、Al-Futtaim Group、Mitsuiも継続参加した。調達額のうちベンチャーデットは10〜12%未満で、株式部分はすべて新規発行の一次資本であり、創業者・CEOのAravind Maniが明らかにした。これにより累計調達額は1億4,400万ドルとなった。

2021年創業のRiverは、2023年に発売した電動モペッド「Indie」一機種に経営資源を集中させてきた。インド全土75店舗以上を通じて月間約6,000台を販売しており、累計販売台数は5万台を超える。Indieの価格は15万5,000ルピー(約1,630ドル)で、航続距離は約99マイルを謳う。主な顧客層は28〜35歳の自営業者だという。

同社の売上高は2026年3月期に前年比330%増を達成し、月次売上は約10億ルピー(約1,100万ドル)に達した。現在の生産能力は1日300台(月間約1万台)で、以前の1日20台から大幅に拡大。Maniは「このスケールアップはどの企業にとっても最も急峻な学習曲線だ」と述べた。月産2万〜2万5,000台を達成する2028〜29年頃に事業単体での黒字化を見込む。現在一桁台後半のグロスマージンも生産規模拡大に伴い改善する見通し。

既存のバンガロール郊外工場は直近の増強で月産1万台に引き上げられており、来年初めには フル稼働に達する見込み。新たな資金は生産能力の増強と、2機種の追加モデル投入に充てられる予定だ。Riverはインド電動二輪車市場でAther EnergyやOla Electric、Bajaj Auto、TVS Motorと競合している。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →