Index Venturesが3ファンドで総額20億ドル調達

原題: Fresh off its Wiz payout, Index Ventures raises $2B across three funds

なぜ重要か

Wizの大型売却益を背景にした20億ドル調達は、トップVCによるAI・成長投資継続への強い意志を示すものであり、業界の資金フロー動向を占う指標となる。

Index Venturesは2026年7月31日、3つのファンドにわたり総額20億ドルの新規資本を調達したと発表した。内訳はシード特化ファンド4億ドル、ベンチャーファンド9億ドル、2024年組成の成長ファンドへの追加出資7億ドルで、同社の運用可能資本の合計は35億ドルに達した。

創業30年のベンチャーキャピタル、Index Venturesは、シード特化ファンドに4億ドル、ベンチャーファンドに9億ドル、そして2024年に組成した総額15億ドルの成長ファンドへの追加分として7億ドルを調達し、3ファンド合計で20億ドルを確保した。これにより同社が運用可能な資本総額は35億ドルとなる。

今回の調達は、2024年に実施したベンチャーファンド8億ドルを含む23億ドルの2ファンド調達から約2年ぶりとなる。Index Venturesは他の大手VCのようにファンド規模を急拡大させない方針を維持しつつも、最近のポートフォリオパフォーマンスが際立っている。

2026年初めには、ポートフォリオ企業であるクラウドセキュリティ企業Wizが320億ドルでAlphabetに売却を完了した。Index VenturesはWizにシードステージから投資し、最大の外部株主として約12%の持ち分を保有していた。Reutersの報道によれば、この持ち分の価値は約38億ドルに上るとみられる。また、同社はデザインツールのFigmaにも早期から投資しており、Figmaは昨年上場を果たした。

AI分野への投資としては、ロボティクス企業Physical Intelligence、推論プラットフォームのFireworks AI、そしてAIモデル開発企業Anthropicが挙げられる。AnthropicへはAIモデル企業が1830億ドルのバリュエーションで資金調達した2025年9月の段階で出資している。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →