Simile、評価額20億ドルで2億ドル調達

原題: Synthetic-user startup Simile raises $200M at $2B valuation 5 months after $100M Series A

なぜ重要か

合成ユーザーを用いた市場・製品リサーチ分野が急速に資金を集めており、AIを活用した新たなリサーチ市場の形成が加速していることを示す。

合成ユーザースタートアップのSimileは2026年7月30日、シリーズBで2億ドルの資金調達を完了し、企業評価額が20億ドルに達したと発表した。同社が1億ドルのシリーズAを発表してからわずか5か月での追加調達となる。ラウンドはGreenoaksが主導し、Index Ventures、Bain Capital Ventures、CVS Health Venturesなどが参加した。

合成ユーザー(シンセティックユーザー)技術を提供するスタートアップのSimileが、シリーズBラウンドで2億ドルを調達し、評価額20億ドルのユニコーン企業となった。本ラウンドはGreenoaksが主導し、既存投資家のIndex Venturesに加え、Hanabi、Bain Capital Ventures、A*、Factory、Definition、CVS Health Venturesが参加した。CVS Health VenturesはSimileの主要顧客でもある。

Simileは2026年2月にステルスから登場し、Index Ventures主導で1億ドルのシリーズAを発表したばかりだった。シリーズAからシリーズBへの移行は5か月という短期間で実現した。

同社はマーケティングや製品リサーチ向けに、シミュレートされたユーザーを提供するサービスを展開している。創業者はスタンフォード大学の博士課程修了者であるJoon Sung Park氏で、同氏の博士論文では「Smallville」と呼ばれるプロジェクトを手掛けた。このプロジェクトではAIエージェントがパーティーの開催を含む人間の日常生活をシミュレートした。

同社は「地球上の80億人を正確かつ誠実にシミュレートする」というミッションを掲げている。合成ユーザーを活用したリサーチは注目分野であり、同様のアプローチを持つAaruも2025年12月に評価額10億ドルでシリーズAを調達するなど、競合スタートアップにもVC資金が集まっている。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →