Flock Safety、自主退職パッケージで人員削減へ

原題: Flock reportedly tries to shrink workforce with employee buyouts

なぜ重要か

技術の倫理的悪用が表面化した場合、スタートアップが顧客・従業員の双方を同時に失うリスクを、Flockの事例は鮮明に示している。

監視技術企業Flock Safetyは2026年9月19日、1,500人規模の従業員に対し自主退職向けの「最も手厚い」退職パッケージを提示した。同社は大半の応募者に承認を与える方針で、ナンバープレート認識技術をめぐる相次ぐ批判で落ちた士気への対処が背景にある。パッケージなしでは「ほぼ確実に」レイオフが必要になるとWiredは報じた。

Wiredの報道によると、Flock SafetyはCEOのGarrett Langleyが金曜日に社内発表を行い、自主退職を希望する従業員に「過去最大の手厚さ」を持つ退職パッケージを提示した。同社は1,500人の従業員のうち相当数が応募すると見込んでおり、関心を示した大多数に承認を与えるとしている。

今回の措置の背景にあるのは、同社のナンバープレート認識(LPR)技術をめぐる激しい批判だ。2026年8月、ワシントン・ポストは警察官46人が元配偶者や交際相手を追跡するなど同社技術を不正利用したとされる事案を報じた。これを受けてフロリダ州とテキサス州が同技術の使用を停止すると表明。さらに反監視倡導団体は、8月だけで90都市がFlockを契約解除したと発表しており、前月比4倍の増加となった。

Langley CEOはAll-Inポッドキャストで、一連の批判による「最大のダメージ」は「社内の士気低下」だと述べている。Wiredはまた、自主退職パッケージを設けなければ同社は「ほぼ確実に」一部従業員をレイオフせざるを得ない状況だったと報じた。自主退職の形式を選ぶことで、Flockは批判や動揺による離職希望者をソフトランディングさせつつ、強制解雇を回避できる。TechCrunchは同社にコメントを求めたが、記事執筆時点で回答は得られていない。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →