Automattic、暫定CFOを任命——幹部離脱が続く
原題: Automattic names interim CFO after exec departures
なぜ重要か
WordPressエコシステムの中核企業が経営陣の大規模入れ替えをどう乗り越えるか、オープンソース業界全体が注視している。
WordPressの親会社Automatticは2026年9月18日、WordPress VIPエンタープライズ事業部のCFOを務めるJeremy Klaperman氏を暫定CFOに任命した。前CFOのMark Davies氏はCEO Matt Mullenweg氏の一時追放騒動の末に退任。CLOのAndy Missan氏も同様に離脱しており、後任CLO候補はすでに口頭で承諾したとMullenweg氏がSlack投稿で明らかにした。
Automatticは、WordPress VIPエンタープライズ事業部のCFOを務めるJeremy Klaperman氏を暫定最高財務責任者(CFO)に任命した。この人事は9月18日(金)に社内向けに共有された。
背景には、先週起きたCEO Matt Mullenweg氏の「追放未遂」がある。取締役会がMullenweg氏の解任を試みたものの、最終的には失敗に終わり、解任票を投じた取締役たちが逆に退任。前CFOのMark Davies氏も離脱した。Davies氏はMullenweg氏が33時間にわたり不在だった間、暫定CEOを務めていたが、Mullenweg氏がCEOに復帰した後に退任している。TechCrunchの報道によると、Davies氏と最高法務責任者(CLO)のAndy Missan氏は、Mullenweg氏の不在期間中に相互退職金契約を締結していたという。
Mullenweg氏はSlackへの投稿で、Klaperman氏はDavies氏がサバティカル休暇中にも暫定CFOとして職務を代行した経験があると説明した。ただし、新体制の取締役会(メンバーはまだ未発表)は、最終的な人選に向けて社内外の候補者を改めて評価する必要があるとも述べた。
CLOについても、Mullenweg氏は後任候補がすでに口頭で就任を承諾したと明かした。Wolfram|Alphaの開発者であるStephen Wolfram氏は引き続き特別顧問を続けるとも説明した。次回の取締役会は9月23日に予定されている。
Mullenweg氏は投稿の締めくくりに「会社の資金・財務状況に100%の自信がある」とし、「やるべきことはまだあるが、すべては自分たちの実行力次第だ」と述べた。