Apple、WWDC 2026でGoogle Gemini活用のSiri大幅刷新を発表

原題: Everything Apple Announced at WWDC 2026

なぜ重要か

AppleとGoogleの提携により、スマートフォンAI競争が新段階に突入し、音声アシスタント市場の勢力図が大きく変わる可能性がある。

Appleが年次開発者会議WWDC 2026で、Google GeminiをバックボーンとしたApple Intelligence強化を発表。新しいSiri AIアプリや各プラットフォームでのAI機能拡充を披露。Tim Cook CEOにとって最後のWWDCとなった。9月よりJohn Ternusが新CEOに就任予定。

Appleは6月8日、年次開発者会議WWDC 2026で、人工知能分野での大幅なアップデートを発表した。最大の目玉は、GoogleのGemini AIをバックボーンとして活用したApple Intelligenceの強化で、長年待望されていた両社の提携が具体化した。ソフトウェア担当のCraig Federighi上級副社長は、プラットフォーム改善、信頼性・安全性の向上、Apple IntelligenceとSiriの「大きな飛躍」の3つに焦点を当てると述べた。新機能では、Siri仮想アシスタントが現代的なAIチャットボットのような体験を提供する専用アプリ「Siri AI」をiOSとMacのSpotlightで利用可能になる。AI機能はiOS、iPadOS、macOS、watchOS、visionOSの全プラットフォームに統合され、Mail、Messages、Safari、Photosなどのアプリでより文脈を理解した応答が可能になる。Appleはプライバシーを重視し、多くの処理をデバイス上で実行し、クラウド送信時も安全に行うとしている。ただし、EUと中国では規制上の理由で当面利用できない。今回は16年間CEOを務めたTim Cookにとって最後のWWDCとなり、9月1日からJohn Ternus上級副社長が新CEOに就任する。

出典

wired.com — 元記事を読む →