Dimension Capital、8億ドルの第3号ファンド組成
原題: Dimension Capital’s $800M third fund shows the intersection of science and compute is booming
なぜ重要か
科学×AI分野への資金流入が加速しており、バイオテックとソフトウェアを横断する投資テーゼの有効性が大型ファンドの連続組成で裏付けられた。
Dimension Capitalは2026年7月22日、8億ドル規模の第3号ファンドを発表した。同社は2022年末に設立されたニューヨーク拠点のVCで、科学とコンピュートの交差点への投資を専門とする。第2号ファンド(5億ドル)の発表からわずか18カ月での組成で、規模は60%拡大した。
Dimension Capitalは、科学とコンピュートの交差領域に特化したベンチャーキャピタルで、Lux Capital出身のZavian DarとAdam Goulburn、Obvious Ventures出身のNan Liの3人が2022年末に共同設立した。今回発表した第3号ファンドの規模は8億ドルで、18カ月前に発表した第2号ファンド(5億ドル)から60%の増加となる。
同社は創業時から、バイオテックとソフトウェアの境界を越えるディープテック企業が増えるとの仮説のもとに投資活動を展開してきた。3人のパートナーは、この仮説が想定以上の速さで実証されていると述べている。
主な投資実績として、2024年にAI創薬基盤モデルを開発するオープンソーススタートアップChai Discoveryのシード投資3,000万ドルを共同リードした。同社は先週、評価額38億ドルで4億ドルの資金調達を発表した。また、2025年1月にCoinbase CEOのBrian Armstrongが共同創業した抗老化スタートアップNew LimitのシリーズA投資を実施。New Limitは今月初めに評価額31億ドルでシリーズCを完了した。
そのほかの主要投資先としては、推論インフラ企業のModal Labsや、Anthropicが挙げられる。Anthropicへの株式取得は、同社がDimension Capital出資先の創薬プラットフォームCoefficient Bioを今春約4億ドルで買収したことによるものだ。