AWSで数十億ドル誤請求のバグ発生
原題: Amazon fixing bug that billed some AWS customers billions of dollars
なぜ重要か
AWS請求システムの信頼性に関わる大規模バグの発生は、クラウドサービスの安定運用を巡る企業リスク管理の重要性を改めて示す。
Amazonは2026年7月17日(金)、一部のAWS顧客に対して実際には利用していないクラウドサービスの費用として数百万〜数十億ドルの請求額が表示されるバグが発生していると確認した。同社のステータスページによると、木曜日深夜から不正確な請求データが表示されはじめ、ロールバックを試みたが問題は解消されなかった。
Amazonは2026年7月17日(金)、Amazon Web Services(AWS)の請求ポータルで一部の顧客に対し、実際の使用量や料金を反映しない誤った請求額が表示されるバグが発生していることを公式に認めた。
同社のステータスページによると、問題は木曜日深夜から発生しており、請求計算サブシステムへの最近の変更が原因とされている。Amazonは「最近の変更のロールバックでは問題が解消されなかった」と説明しており、問題の解決にはさらに数時間かかる見込みとしている。
Redditに投稿された複数のスクリーンショットによると、あるAWS顧客には今月分の利用額として約25億ドル(約3,750億円)に近い請求見積もりが表示されたほか、数百万ドルから数億ドルに及ぶ同様の誤請求が複数の顧客に発生した。
Amazonはこれらの請求見積もりについて「実際の使用量や料金を反映していない」と述べており、顧客が実際にこれらの金額を支払う必要はないとしている。ただし、問題を受けてAWSアカウントが停止・一時停止されたかどうかについてはコメントを避けた。Amazon広報担当のAisha Johnsonは取材に対し、ステータスページを参照するよう案内するにとどまった。