SalesforceとNvidiaが推論モデル「Koa」を発表
Judul asli: Salesforce and Nvidia’s new reasoning model is everything the AI labs should fear
Mengapa Ini Penting
オープンウェイト活用で、エンタープライズAIがフロンティアラボ依存から脱却する動きが本格化している
SalesforceとNvidiaは、NvidiaのオープンウェイトモデルNemotronをベースにした推論モデル「Koa」をDreamforce 2026で発表。営業・マーケティング・顧客対応に特化し、顧客データを一切使わず合成データで訓練された。
Salesforceは年次カンファレンス「Dreamforce 2026」で、初の推論モデル「Koa」を発表した。NvidiaのオープンウェイトモデルNemotronをベースに両社が共同でポスト訓練を実施し、営業・マーケティング・顧客サポート業務に特化させた。
Koaの最大の特徴は、ClaudeやChatGPTといったフロンティアモデルへの依存を減らせる点だ。これまでAgentforceプラットフォームでエージェントが多段階タスクを処理する際は、それらのモデルにルーティングしていた。「推論については、常にフロンティアモデルプロバイダーに頼ってきた。今日まで」とSalesforce AIのEVP、Jayesh Govindarajan氏はTechCrunchに語った。
トレーニングには顧客の実データを一切使用せず、顧客の行動パターンを模した合成データを使った。これによりデータ漏洩リスクを排除している。また、使用トークン数が少ないためコスト削減にも貢献し、AgentforceのAIゲートウェイを通じて自動的にルーティングされる設計だ。
Govindarajan氏はNemotronを選んだ理由についても明かした。「事前訓練済みのベースモデルがなかったことが、これまでエンタープライズ向けフロンティアモデルを構築しなかった理由だ。NemotronはデータプロバナンスMが明確な、初めての米国産ソブリンモデルだ。Qwen(Alibabaの中国製オープンウェイトモデル)が何で訓練されているか、我々には全くわからない」と述べた。