EU議会がChat Control 1.0を承認、反対多数も絶対多数に届かず
Judul asli: EU Parliament greenlights Chat Control 1.0
Mengapa Ini Penting
EU全体のデジタルプライバシー規制の方向性と暗号化通信の将来に直接影響する重大な立法動向。
欧州議会は2026年7月9日、民間通信の無差別大量スキャン「Chat Control 1.0」を2028年まで延長する暫定規制を、反対314・賛成276・棄権17の投票結果ながら絶対多数361票に届かず否決失敗により承認した。
欧州議会は7月9日、プライベートな通信を無差別にスキャンする「Chat Control 1.0」暫定規制の成立を事実上許した。投票では反対314票が賛成276票を上回ったが、否決に必要な絶対多数361票には届かなかった。この規制は2028年まで、または恒久規制が合意されるまで有効となる。暗号化通信への象徴的な適用除外も採択されたが、実際にはサービスプロバイダーが暗号化通信をスキャンしていないため実質的な意味は薄い。また、スキャン対象を司法が特定した容疑者に限定する修正案も322対255で投票多数を得たが、やはり絶対多数に届かなかった。元欧州議会議員でデジタル市民権活動家のDr. Patrick Breyerは「投票多数の意思に反してChat Controlが前進するのは茶番であり、民主主義を傷つける。子どもたちこそが最大の敗者だ」と批判。恒久規制「Chat Control 2.0」の交渉は9月に再開される予定で、議会・加盟国政府・EU委員会の間での対立が続く見通し。