Bending Spoons、Nasdaq上場で時価総額250億ドル超
원제: What is Bending Spoons? The little-known AOL and Vimeo owner that’s now public
왜 중요한가
「買収・再生」型テックコングロマリットの上場事例として、デジタルブランドの新たな出口戦略とビジネスモデルの実証性が注目される。
ミラノ拠点のテックコングロマリット、Bending Spoonsが2026年7月初旬にNasdaqへ上場し、時価総額が一時250億ドルを超えた。AOL、Vimeo、Eventbrite、WeTransferなどを傘下に持つ同社は、2025年に13億1000万ドルの収益を報告しており、以前の非公開評価額110億ドルの約2倍の市場評価を得た。
Bending Spoonsは2013年にイタリア・ミラノで設立されたテックコングロマリットで、デジタルブランドを買収・再生するビジネスモデルを展開している。同社のルーツはコペンハーゲン発スタートアップのEvertaleであり、2011年のDisrupt SF Startup Alleyに参加した写真共有アプリ「Wink」を開発していた。Evertale失敗後、創業者らが結束し新会社を設立した。
同社の戦略はプライベートエクイティに近いが、買収したブランドを売却せず保有し続ける点が異なる。AIや技術投資による改善のほか、価格引き上げやリストラも実施しており、一部ユーザーから批判を受けてきた。共同創業者兼最高プロダクト責任者のMatteo Danieli氏はTechCrunchの取材に対し、「顧客維持率は驚くほど安定している」と述べた。
2026年3月時点でポートフォリオ全体の月間アクティブユーザー数は5億人超、月間有料顧客数は900万人以上に達している。現在の傘下ブランドにはAOL、Vimeo、Eventbrite、Meetup、WeTransfer、Evernote、Issuuなどが含まれる。2025年の年間収益は13億1000万ドルを記録。上場時の株価上昇は、投資家が今後のさらなる成長を期待していることを示している。なお、2020年にはイタリア政府公式のCOVID-19接触確認アプリ「Immuni」を開発・提供した実績もある。