WebGPUでMacをフリーズさせる脆弱性
원제: The Deathray: A simple way for an untrusted site to freeze a Mac
왜 중요한가
WebGPUは全主要ブラウザが対応する新標準APIであり、リンク1クリックでOSを強制再起動できる攻撃面の広さは無視できない。
セキュリティ研究者が2026年9月10日、WebGPUシェーダーを悪用してMacのグラフィックスシステムを停止させる手法「Deathray」を公開した。リンクをクリックするだけで発動し、Chrome・Firefox・Safariの全主要ブラウザで再現。M系列チップ搭載MacのmacOS Tahoeで確認済みで、強制再起動が必要になる。
「Deathray」と名付けられたこの攻撃手法は、WebGPUのCompute ShaderとVertex Shaderを組み合わせたもの。Compute Shader内で終了条件のない無限ループを実行し、同じデータバッファを参照するVertex Shaderをブロックする。これがGPUリソースを枯渇させ、macOSの描画を担う「WindowServer」プロセスを応答不能にする。
WindowServerが一定時間応答しないと、OSのWatchdogがカーネルパニックを引き起こし、強制再起動となる。攻撃コードは1ファイルに収まるほど小さく、複雑な難読化も不要。SSHではアクセスできるため、ハードウェア自体には問題ないが、デスクトップUIが完全に機能停止する。
先例として2023年、ImpervaのRon Masas氏がWebGLを使った類似攻撃「ShadyShader」を発見。AppleはCVE-2023-40441(CVSSスコア6.5)を発行し、無限ループ検出のための入力バリデーションを追加した。しかし研究者は「ハルティング問題ゆえ、ループ検出は根本解決にならない。応答しないシェーダーを適切にプリエンプションする仕組みが必要」と指摘。Windows・Linuxなど他OSでは同様の問題が発生しないことも確認されている。
Appleへの報告タイミングや修正対応状況は記事内で明示されていない。