Yelp、代わりに電話して待ち時間を確認する新機能を追加

原題: Yelp can now call on your behalf to check wait times at a restaurant

なぜ重要か

AIによる電話代行は個人アシスタントアプリから大手プラットフォームへ急速に広がっており、飲食・予約市場でのAI活用競争が本格化する転換点となる。

Yelpは2026年10月20日、AIエージェントがユーザーに代わってレストランに電話し、待ち時間を確認する新機能「Check for Me」をアプリに追加したと発表した。ユーザーが人数と電話番号を入力すると、AIが店舗に電話して結果をSMSで通知する仕組み。同社はOpenTableとの予約連携やAIアシスタントの強化、月額30ドルの新有料サービス「Smart Lead Reply」の提供も同時に発表した。

Yelp の新機能「Check for Me」は、レストランのページ上に表示される。ユーザーが来店人数と電話番号を入力すると、AI エージェントが店舗に直接電話をかけ、待ち時間を確認してその結果を SMS で送り返す。訪問を決めるかどうかの判断材料を、電話をかける手間なく得られるのが売り文句だ。

Yelp は 2025 年にレストランや事業者向けの音声ソリューションを発表済みで、今回の「Check for Me」はその消費者側にあたる。ただし、ユーザーのエージェントが店舗側のエージェントと通話する場面も想定され、エージェント同士の会話がうまく成立するかどうかは依然として課題として残る。

AI アシスタント面では、OpenTable との統合によりアプリを離れずにレストランを予約できるようになった。過去のチャット内容から好みを記憶してパーソナライズに活用する機能も追加され、チャット履歴は直近 30 日分を閲覧可能(完全な履歴は近日対応予定)。毎週金曜日に週末のアクティビティ提案を送るといったカスタムリマインダーの設定も可能になった。

リスト機能も刷新される。「Been Here」「Want to Go」の 2 種類から始まり、場所・カテゴリー・料理ジャンルでのフィルタリング、並び替え、メモ追加、他者との共有ができる。来月からは保存済みアイテムと評価をもとにした週次パーソナライズ推薦の表示も始まる。既存のコレクションのリストへの変換やマップビューは年内に展開予定。

事業者向けの新有料サービス「Smart Lead Reply」は月額 30 ドル。AI エージェントが顧客からの問い合わせに自動応答し、リードの見込みを精査する。事業者はエージェントの会話の進め方を細かく指定できる。Meta など他社も中小企業向けの AI 顧客対応ツールを展開しており、この分野での競争は激しくなっている。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →