Yandexボット、データセンター攻撃で99%激減

原題: Yandex bot traffic down 99% after data center attack

なぜ重要か

主要検索エンジンのクローラー停止はインデックス更新に直接影響し、インターネットインフラの脆弱性を改めて示す事例となる。

Cloudflare Radarのデータによると、ロシアの検索大手YandexのクローラーボットによるトラフィックがAS13238(Yandexのネットワーク)において過去7日間で99%減少した。データセンターへの攻撃が原因とみられ、Yandexのウェブインデックス業務に深刻な影響が出ている。

Cloudflare Radarが公開しているAS13238のボットトラフィックデータに、異常な急落が記録された。Yandexが管理するAS13238からのボットトラフィックは、直近7日間でほぼゼロに近い水準まで低下しており、その減少幅は99%に達する。

この急落の背景にあるのは、Yandexのデータセンターに対する攻撃だ。Yandexbot(Yandexの主要ウェブクローラー)はロシア語圏を中心に広範なインデックス作業を担っており、その停止はYandexの検索品質や更新速度に直接影響する。

Yandexはロシア最大の検索エンジンであり、自社のクラウドインフラ・広告・地図サービスなど多岐にわたるサービスをこのネットワーク基盤に依存している。データセンターへの攻撃によるクローラー停止は、検索インデックスの更新停滞を招き、広告収益やユーザー体験にも波及しうる。

Cloudflare RadarはAS単位でのボットトラフィックをリアルタイムに可視化しており、今回のデータはその公開ダッシュボードから確認できる。Yandex側からの公式声明は現時点では確認されていない。攻撃の手法や規模、復旧の見通しについても詳細は不明だ。

出典

radar.cloudflare.com — 元記事を読む →