TUIが復活している理由
原題: Why TUIs Are Back
なぜ重要か
各プラットフォームでGUIフレームワークが複雑化する中、TUIの復活は開発生産性と一貫性を重視する業界トレンドを示している
開発者のAlcides Fonsecaが、ターミナルユーザーインターfaces(TUI)が復活している理由を分析した。Windows、Linux、macOSの各プラットフォームでGUIフレームワークの一貫性が失われる中、DHHのOmarchyプロジェクトがTUIを採用するなど、開発者がシンプルなインターフェースを求める傾向が強まっている。
Alcides Fonsecaの分析によると、ターミナルユーザーインターフェース(TUI)が復活している背景には、各プラットフォームでのGUI開発の複雑化がある。Ruby on RailsのDavid Heinemeier Hansson(DHH)のOmarchyプロジェクトは、即座のフィードバックと開発者向けの魅力からTUIを採用している。
10年前のコードエディタでも同様の傾向が見られた。BBEdit、Textmate、Notepad++、Sublimeなどのネイティブエディタから、Atom、VSCodeなどのElectronベースのアプリに移行し、上級開発者はvimやemacsに回帰した。
Windowsでは、1992年のMFCから始まり、WinForms、WPF、Silverlight、WinUI、MAUIと次々に新しいフレームワークが登場したが成功していない。MicrosoftのJeffrey Snoverは「WindowsにはPetzold以来一貫したGUI戦略がない」と指摘している。
LinuxではGTKとQtの2つのフレームワークが共存し、設計上の非一貫性が生まれた。macOSも過去のHuman Interface Guidelinesから逸脱し、Fittsの法則を無視した設計となっている。
Electronアプリのメモリ消費問題は広く知られており、ネイティブアプリケーション開発の困難さから、開発者はよりシンプルなTUIに回帰している。