WaymoがUberとの提携解消を検討か
原題: Waymo reportedly mulling a breakup with Uber
なぜ重要か
WaymoとUberの決別は自律走行ロボタクシー市場における競合構造を大きく変え、各社の独自プラットフォーム戦略が本格化する転換点となる。
Alphabet傘下のWaymoが、Uberのライドシェアネットワークでロボタクシーを提供する契約の解消を検討していると、Financial Timesが2026年7月24日に報じた。WaymoはすでにUberに対し、2028年1月からオースティンとアトランタで自社アプリによるサービスを開始する意向を伝えており、Uberは両市をカバーする契約が2028年5月に終了すると明らかにした。
Financial Timesの報道によると、WaymoはUberとの提携から離脱する方法を模索している。両社は現在、テキサス州オースティンとジョージア州アトランタでUberのアプリ上にWaymoのロボタクシーを提供する契約を結んでいる。
UberはTechCrunchに対し、WaymoがすでにUberへ通知済みであることを認めた。Waymoは2028年1月から両市場において自社アプリでもロボタクシーサービスを開始し、既存のUber経由のサービスと並行して提供する意向だという。Uberによれば、オースティンとアトランタをカバーする契約の期限は2028年5月となっている。
両社の関係悪化は今に始まったことではなく、今年初めにはフェニックスでの提携をすでに解消している。この件はTechCrunchが最初に報じた。
緊張関係の背景には複数の出来事がある。今年初め、UberのCTO Praveen Neppalli氏がWaymoのロボタクシーの挙動を「危険で怖い」と評した動画をXに投稿した。さらに5月の決算説明会では、Uber CEOのDara Khosrowshahi氏が社名を明示しないまま、スクールゾーンや緊急事態における特定のロボタクシーの挙動を批判した。また、ロボタクシー規制をめぐる政策面での争いでも、WaymoとUberは複数の案件で対立する立場に立たされている。
WaymoはTechCrunchのコメント要求に対し、取材時点で回答していない。