インドの急速配送市場、Flipkartが拠点網を1000に拡大
原題: Walmart-backed Flipkart expands quick-commerce push as Amazon ramps up in India
なぜ重要か
インドの急速配送市場はグローバルで最成長地域であり、複数プレイヤーによるインフラ投資競争が激化。Eコマース業界の次の成長主力領域として注視される。
Walmart傘下のFlipkartは6月23日、急速配送サービス「Minutes」のマイクロフルフィルメントセンター(小型倉庫)の網を1000拠点に拡大したと発表した。2026年末までに1500拠点への拡大を計画している。インドの急速配送市場でAmazonなどと競争を展開中で、BlinkitやZeptoも同様に急速な拡張を進めている。
インドの急速配送市場が主要なeコマース戦場へと進化する中、Flipkartは2024年8月のサービス開始からわずか2年未満で1000のマイクロフルフィルメントセンター網を構築した。これはAmazonが同市場で目指す目標と同水準である。
Flipkartによれば、Minutesは130以上の都市と8000の郵便番号地域に展開し、大都市に加えて地方都市からの成長を見せている。同社のKunal Guptaハッドは、プラットフォーム上の注文が過去1年間で約400%増加し、顧客リテンション率は前年比20%上昇したと述べた。購買品目は当初の生活必需品から電子機器、美容・パーソナルケア製品へと多様化している。
Jefferies調査によれば、Flipkartは拠点数でBlinkitに次ぐインド第2位の急速配送ネットワークになる可能性がある。Blinkitは2243のマイクロフルフィルメントセンターを運営している。一方、AmazonはAmazon Nowを15都市以上で提供し、500以上のマイクロフルフィルメントセンターを運営。100都市への拡大と1000拠点への増設を計画している。ZeptoとSwiggy Instamart、Blinkitも積極的な拡張戦略を展開中である。