12ft.io終了で後継ツールWallHop登場
原題: WallHop – 12ft.io is gone, so I built a replacement
なぜ重要か
12ft.ioという定番ツールの空白を素早く埋めた事例として、個人開発者によるオープンソース活用の実用性と、ペイウォール問題への関心の高さを改めて示している。
ペイウォール回避サービス「12ft.io」のサービス終了を受け、開発者wafflehackerがオープンソースプロジェクト「everywall/ladder」をベースに新サービス「WallHop」を公開した。URLの先頭にスラッシュを付けるだけで記事を読める仕組みで、サインアップ不要・無料で利用できる。
WallHopは、かつて広く使われたペイウォール回避サービス「12ft.io」が終了したことを直接の契機として開発された代替ツールだ。使い方はシンプルで、読みたい記事のURLをサイト上に貼り付けるか、URLの先頭に「/」を付けるだけでペイウォールを迂回して記事本文を取得できる。
GPL-3.0ライセンスのオープンソースプロジェクト「everywall/ladder」をベースに、開発者が大幅な改修とチューニングを加えて公開。iPhoneの「共有」ボタンから直接使えるショートカット、ブックマークレット、そして生テキスト取得用の「/raw/」エンドポイントやAPIエンドポイント(/api/)も提供されている。
サービスの継続にはKo-fiによる支援を募っており、運営コストはユーザーからのカンパで賄う形だ。サイト上には「ペイウォールはジャーナリズムを支える。毎日読む新聞やニュースサイトがあるなら、ぜひ購読を」という一文も掲載されており、WallHopはあくまで「誰かから一度だけ送られてきた記事を読む」用途に限定することを開発者自身が強調している。