CloudflareがVoidZeroの買収を発表
原題: VoidZero Is Joining Cloudflare
なぜ重要か
JavaScript開発の基盤ツールであるViteへの投資により、Web開発生態系全体の発展が期待される
Cloudflareは2024年6月4日、JavaScript開発ツール「Vite」の開発会社VoidZeroの買収を発表した。VoidZeroの全チームメンバーがCloudflareに参加する。同社はVite、Vitest、Rolldown、Oxc、Vite+が引き続きオープンソース、ベンダー中立、コミュニティ主導で開発されることを強調している。
CloudflareはVoidZeroの買収を通じて、JavaScript生態系の基盤となるViteツールチェーンへの投資を拡大する。VoidZeroは人気の開発ツールVite、Vitest、Rolldown、Oxc、Vite+の開発を手がける企業で、創設者のEvan You氏をはじめ全チームメンバーがCloudflareに参加する。
Cloudflareは買収後もViteの中核的価値を維持することを明言している。ViteはMITライセンスのオープンソースとして継続し、ベンダー中立性を保持する。アプリケーションはどこでも実行可能で、ロードマップはViteチームとコミュニティが主導し続ける。
ViteはVue、SvelteKit、Nuxt、Astro、Solid、Qwik、Angular、React Router、TanStack Startなど多数のフレームワークの基盤として機能している。Next.jsもvinextでViteベースの実装を提供している。
Cloudflareは今回の発表と併せて、Vite生態系基金に100万ドルを拠出すると発表した。この基金はViteコアチームが管理し、メンテナーや貢献者を支援する。
両チームは2024年からVite Environment APIの開発で協力してきた。このAPIにより、Vite開発時にNode.js以外でサーバーコードを実行できるようになった。