ValveのP2Pネットワークが2ヶ月以上故障

原題: Valve P2P networking broken for more than 2 months

なぜ重要か

主要ゲーミングプラットフォームのネットワークインフラ障害は、地域のゲーム体験と関連産業に重大な影響を与える

Valveの「GameNetworkingSockets」でイスラエルと中東諸国においてP2P接続の重大な問題が3月13日頃から発生。イスラエル国内のPC間でのゲーム通信で遅延が大幅に増加し、Street Fighter 6では通常60-80msの欧州接続に対し、国内接続が120msに悪化。複数ISP、数十人のユーザーが影響を受けている。

Valve SoftwareのGameNetworkingSocketsライブラリにおいて、イスラエルおよび中東地域でP2P(ピアツーピア)接続に関する深刻な問題が報告されている。問題は3月13日頃から始まり、2ヶ月以上継続している状況だ。具体的な症状として、Street Fighter 6などのSteam Networkingを使用するゲームで、イスラエル国内のPC同士の対戦時に通信遅延(ping)が約120msに達している。一方、イスラエルプレイヤーが欧州プレイヤーと対戦する場合は正常な60-80msを維持しており、問題が地域固有であることが判明している。興味深いことに、同じStreet Fighter 6でもクロスプラットフォーム機能を使ってPCとPS5間で対戦する場合は、遅延が5-10msと非常に良好な数値を示している。この問題はイスラエル全土の複数のISP(インターネットサービスプロバイダー)を使用する数十人のプレイヤーに影響を与えており、各ISPとの調査やポート転送設定の確認を行ったものの、ネットワーク側に問題は発見されていない。報告者は他のP2Pゲームでも同様の問題が発生していると述べており、Steam NetworkingのP2Pインフラストラクチャに地域特有の技術的問題が存在することが示唆されている。

出典

github.com — 元記事を読む →