GrapheneOS利用者が当局に通報される事案が発生
原題: GrapheneOS user reported to authorities for using GrapheneOS
なぜ重要か
プライバシー重視OSの利用が当局通報対象となる事案は、個人のプライバシー権とデジタル監視の境界線を示す重要な問題
年齢認証サービスYotiがGrapheneOSを使用しているユーザーを自動的に検出し、当局とセキュリティチームに通報していることが判明。GrapheneOSはセキュリティ強化を目的としたAndroidベースのOSで、プライバシー重視のユーザーに利用されている。
GrapheneOSコミュニティフォーラムで、年齢認証サービスYotiがGrapheneOSデバイスを使用しているユーザーを自動的に検出し、当局に通報している事案が報告された。ユーザーがYotiのサポートに問い合わせたところ、同社は「GrapheneOSを実行するデバイスを自動的にフラグ付けし、これらの事例は当局と当社のセキュリティチームの両方に自動的に報告される」と回答した。GrapheneOSは、セキュリティとプライバシーを強化したAndroidベースのオープンソースOSで、Hardware Attestation APIによって検出可能であることが技術的に指摘されている。フォーラム参加者からは、セキュリティやプライバシーを重視することが犯罪者のためだけという誤った認識への批判や、政府アプリ専用の別端末使用を推奨する意見が寄せられた。英国の監視社会化への懸念も表明されている。