BitwardenがCEO交代と企業文化を密かに変更

原題: The Quiet Renovation at Bitwarden

なぜ重要か

パスワード管理サービス市場でM&A専門家の経営陣交代は業界再編の兆候を示し、ユーザー重視から収益重視への戦略転換を示唆する重要な変化

パスワード管理サービスのBitwardenで2月に長年のCEOマイケル・クランデル氏が静かに退任し、M&A専門のマイケル・サリバン氏が後任に就任した。同社は「常に無料」の文言を削除し、企業価値観も透明性や包括性から革新性や信頼性へと変更したが、これらの重要な変更について公式発表を行わなかった。

パスワード管理サービスのBitwardenで重要な経営陣の変更が密かに進行している。Fast Companyの報道によると、2019年から同社を率いてきたマイケル・クランデルCEOが2月に静かにアドバイザー職へ移行した。同社からの正式発表はなく、LinkedInを確認して初めて判明する状況だった。後任には元AcquiaとInsightsoftwareのCEOを務めたマイケル・サリバン氏が就任した。サリバン氏のLinkedInプロフィールには「M&Aのあらゆる側面、特に大手PE企業との直接経験」が筆頭に記載されており、PE統合と売却プロセスの専門家であることを示している。サリバン氏は2019年にAcquiaの10億ドル買収、2021年にInsightsoftwareへの10億ドル投資を監督した経験を持つ。4月にはCFOのスティーブン・モリソン氏も退任し、元InVisionCEOのマイケル・シェンクマン氏が後任となった。創設者のカイル・スピアリン氏はCTOとして残留している。同社は4月中旬に個人向けパスワード管理ページから「常に無料」の文言を削除し、企業価値観も変更した。従来のGRIT(感謝、責任、包括性、透明性)から新しいGRIT(感謝、責任、革新性、信頼性)へと変更され、包括性と透明性が削除された。これらの重要な変更について同社は正式発表を行わず、2022年のブログ投稿を半分だけ編集して済ませている状況だ。

出典

blog.ppb1701.com — 元記事を読む →