欧州特化の静的サイトホスティング「Statichost.eu」
原題: Statichost.eu – European static site hosting
なぜ重要か
米国クラウド依存を排除した完全欧州インフラの訴求は、GDPR強化やデータ主権意識の高まりを背景に欧州市場での需要拡大が見込まれる。
スウェーデン・ストックホルムを拠点とするStatichost.euが、AWSやCloudflareを一切使用しない完全欧州インフラの静的サイトホスティングサービスを提供している。Git連携によるデプロイ、カスタムドメイン、無料SSL証明書、世界規模CDN(プライベートベータ)などの機能を備え、GDPR準拠を訴求している。
Statichost.euは、スウェーデン・ストックホルムのKnackeriet(Sankt Paulsgatan 25)を拠点とする静的サイトホスティングサービスだ。創業者のEric Selinが「インターネットは複雑になりすぎた」との問題意識から立ち上げ、インフラのすべての層を欧州企業が所有する欧州サーバーで運用することを特徴とする。AWS、Cloudflare、その他の米国系クラウドは一切使用しないと明言している。
主な機能としては、Gitリポジトリからのダイレクトデプロイ、Webフック経由による自動再ビルド、カスタムドメインの利用と自動プロビジョニングされる無料SSL証明書、即時ロールバック機能などがある。ブランチやプルリクエスト向けのプレビューリンク機能は近日公開予定、ワールドワイドCDNはプライベートベータ段階にある。
すべての静的サイトジェネレーターおよびGitプロバイダーに対応しており、静的ファイルとしてビルドできるツールであれば利用可能としている。
利用実績として、BraunやOral-Bなどグローバルブランドを手掛けるデザインスタジオ、大手テクノロジー企業の説明責任を追及する調査・情報ハブ、数十万人の登録ユーザーを持つオープンソースの型紙サービス、さらに世界的に知られるテストフレームワーク(Jest等と思われる)などの導入事例を挙げている。
最初のサイトは無料でデプロイ可能で、欧州インフラ上に約2分で公開できるとしている。