SQLiteが米議会図書館推奨保存形式に指定
原題: SQLite Is a Library of Congress Recommended Storage Format
なぜ重要か
公的機関による長期保存形式認定はSQLiteの信頼性を証明し、企業のデータ保存戦略に大きな影響を与える
米議会図書館がデータセット保存のための推奨形式としてSQLiteを指定した。現在推奨されているデータセット形式はXML、JSON、CSV、SQLiteの4つのみ。図書館は完全な仕様文書の存在、普及度、透明性、自己文書化、外部依存性、特許の影響、技術的保護機構の7つの基準で評価を実施。
米議会図書館がSQLiteをデータセット保存のための推奨形式として正式に指定したことが明らかになった。2018年5月29日時点で、データセット向け推奨保存形式はXML、JSON、CSV、SQLiteの4つのみとなっている。推奨保存形式とは、議会図書館の保存専門家が、デジタルコンテンツの生存可能性と継続的なアクセス性を最大化すると判断した形式のことを指す。選定にあたっては7つの基準が考慮される。第一に、完全な仕様とデジタルコンテンツの技術的整合性を検証するツールの存在とアクセス性を示す「開示性」。第二に、情報リソースの主要な作成者、配布者、ユーザーによる既存の使用度合いを測る「採用度」。第三に、テキストエディタなど基本ツールでの直接分析の開放性を表す「透明性」。第四に、基本的な記述、技術、管理メタデータを含む「自己文書化」。第五に、特定のハードウェア、OS、ソフトウェアへの依存度と将来的な技術環境での複雑性予測を評価する「外部依存性」。第六に、アーカイブ機関のコンテンツ維持能力に対する「特許の影響」。第七に、暗号化など信頼できるリポジトリによるコンテンツ保存を妨げる「技術的保護機構」の実装状況。これらの厳格な基準をクリアしたSQLiteの指定は、同形式の信頼性と長期保存適性を公的に認めるものとなる。