Mac向け無料ツール「EasyDMG」がDMGインストールを自動化

原題: Someone Finally Fixed Installing Apps on a Mac

なぜ重要か

長年変わらなかったmacOSのアプリ配布・インストール体験を個人開発者が無料ツールで改善した事例として、開発者コミュニティやmacOSユーザー体験向上の観点から注目される。

開発者のJeff Schumannが無料ツール「EasyDMG」を公開した。macOSでの従来のDMGファイルインストール手順(マウント・ドラッグ&ドロップ・アンマウント・ファイル削除)を自動化し、ダブルクリック一つでアプリをApplicationsフォルダへインストールできる。バックグラウンド常駐なし、テレメトリーなし、完全無料で提供されている。

macOSでは2001年のMac OS X登場以来、App Store外のアプリをインストールする際にDMGファイルを使った手順が標準となっている。具体的には、DMGファイルをダウンロードして開き、仮想ディスクをマウントしたうえでApplicationsフォルダへアプリをドラッグ&ドロップ、その後仮想ディスクのアンマウントとDMGファイルの削除が必要となる。約25年前に確立されたこの工程を簡略化するため、Jeff Schumannが「EasyDMG」を開発・公開した。

EasyDMGを初回インストール後、設定内のボタンからDMGファイルのデフォルト起動アプリとして登録するだけで設定は完了する。以降はDMGファイルをダブルクリックすると、仮想ディスクのマウント・アプリの検証・インストールの進行状況をプログレスバーで確認できるウィンドウが表示される。インストール完了後はデフォルトでDMGファイルを自動削除し、ApplicationsフォルダをFinderで開く。

アプリはインストール完了後に自動で終了し、バックグラウンドに常駐しない設計となっている。テレメトリーは一切なく、ネットワークアクセスはアップデート確認のみ。設定項目としては、DMGファイルの自動削除の有無、Finderウィンドウの表示切り替え、インストール後のアプリ自動起動、プログレスバー表示の無効化などが用意されている。ツールのスローガンは「Created out of spite(反骨精神から生まれた)」で、ハムスターのマスコットキャラクターが特徴。完全無料で提供されている。

出典

wired.com — 元記事を読む →