RilletがシリーズCで1億ドル調達、評価額10億ドル

原題: Rillet raises $100M Series C at $1B valuation — 2 years after emerging from stealth

なぜ重要か

NetSuiteなどレガシーSaaSへの代替として台頭するAI会計スタートアップが2年で評価額10億ドルに到達したことは、エンタープライズAI市場の投資過熱と既存ERPの刷新機運を示す。

AIを活用した会計スタートアップのRilletは2026年8月19日、Iconiqが主導するシリーズCラウンドで1億ドルを調達し、評価額10億ドルを達成したと発表した。既存投資家のAndreessen HorowitzとSequoiaも参加。同社は2024年にステルスを解除してから2年でユニコーン企業となった。

AIを活用した会計・ERP(企業資源計画)スタートアップのRilletは、Iconiqが主導するシリーズCラウンドで1億ドルの資金調達を完了した。評価額は10億ドルで、既存投資家のAndreessen HorowitzとSequoiaも引き続き参加している。

同社のプラットフォームは、財務担当者が企業の帳簿を管理するためにAIを活用するもので、SalesforceやBrexなどのデータソースから自動かつ継続的にデータを取得できる機能を持つ。顧客企業数は600社以上に上り、直近3カ月で年間経常収益(ARR)を2倍に伸ばしたと発表している。

共同創業者兼CEOのNicolas Kopp氏はX上で、今回のラウンドは「48時間以内」にまとまったと述べた。同社は資金調達を予定していなかったが、EYとのアライアンス締結やARR・顧客数の急増など、前回ラウンド以降の急速な成長に投資家の関心が集まったという。

IconiqのゼネラルパートナーであるSeth Pierrepont氏は「1年前、私たちは総勘定元帳が単なる記録システムを超え、財務のオペレーティングシステムになれるという大胆なビジョンに賭けた。そのビジョンは今や現実となった」とコメントした。

Rilletは昨年、IconiqとAndreessen Horowitzが主導するシリーズBで7,000万ドルを調達しており、その直前にはSequoiaが主導するシリーズAで2,500万ドルを調達していた。累計調達額は2億ドルを超える。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →