USB プロトコル逆工学で廃止ゲーム機ME2を蘇生

原題: Reconstructing a Dead USB protocol: From Unknown Chip to Working Implementation

なぜ重要か

レガシーゲーム機の逆工学技術により、失われたデジタル遺産の復元可能性を実証

2008年発売のゲーム機ME2のUSBプロトコルを完全に逆工学で解析し、動作するソフトウェア実装を開発。bjiru氏が2024年にアップロードした動画をきっかけに、Miuchiz Rebornプロジェクトリーダーが熱風とナイフを使用してハードウェア解析を実施。

ME2は2008年頃に製造されたハンドヘルドゲーム機で、USBを通じてデバイスとオンライン世界間でポイントや宝石を同期する機能を持っていた。このゲームは極めてニッチな存在で、ソフトウェア、ドライバー、アセットは一切アーカイブされていなかった。2024年、bjiru氏がME2に関する動画とオンラインゲームクライアントを公開したことが転機となった。

Miuchiz Rebornプロジェクトのリーダーが解析に着手した。同プロジェクトは2015年から類似のゲームの保存、逆工学、エミュレーション、アクセシビリティ維持に取り組んでいる。ME2は2018年にMiuchizコミュニティから注目されていたが、当時は共通点があると誤解されていた。

今回の解析では、熱風銃とナイフを使用してハードウェアの物理的分析を実施し、未知のチップから完全に動作するUSBプロトコル実装を構築することに成功した。この成果により、廃止されたゲーム機の機能を現代環境で再現することが可能になった。

出典

github.com — 元記事を読む →