ポルシェ、子会社3社閉鎖で500人削減
原題: Porsche shutters e-bike, battery, software subsidiaries as part of company overhaul
なぜ重要か
自動車業界の電動化競争激化の中、老舗メーカーの事業再編は業界構造変化を示す
ドイツの自動車メーカーポルシェは5月8日、売上減少と利益低下に対応するため、バッテリー子会社Cellforce Group、電動自転車駆動システムのPorsche eBike Performance、ソフトウェア子会社Cetitecの3社を閉鎖すると発表した。500人以上が職を失う。
ポルシェのマイケル・ライタースCEOは「コア事業に再集中しなければならない」と述べ、戦略的再編の基盤として子会社の整理が不可欠だと説明した。最も注目される閉鎖対象はバッテリー子会社Cellforce Groupで、同社は8月に自社バッテリー製造計画を断念後、研究開発部門として再編されていた。ポルシェは今後「技術オープンなパワートレイン戦略」を追求し、バッテリーを他社により依存する方針を示した。電動自転車駆動システムを手がけるPorsche eBike PerformanceとポルシェおよびVolkswagenグループ向けネットワークソフトウェアのCetitecも閉鎖対象となる。今年初頭にCEOに就任したライタース氏は3月に事業再編計画を発表し、「ポルシェを包括的に再配置し、より効率的で高速、製品をより魅力的にする」と表明していた。ポルシェは4月にBugatti RimacとRimac Groupの株式をHOF Capital主導のコンソーシアムに売却することで合意するなど、複数の事業から撤退している。同社は2019年のTaycanで電動化を開始したが、その後の電気自動車開発で困難に直面し、Macan Electricはソフトウェア開発の遅れで約2年延期された。