Peter Thiel、AI搭載の民間司法制度構築

原題: Peter Thiel is building a parallel justice system — Powered by AI

なぜ重要か

AI技術を活用した民間司法制度により、従来の法制度を迂回した報道機関への圧力手段が確立される可能性

億万長者Peter ThielがObjection.aiという新興企業に投資し、AI審判団を使った民間の司法制度を構築している。同社は報道機関の記事に異議を申し立て、元CIA・FBI職員らが調査し、AIが判決を下すサービスを2000ドル程度で提供。ニューヨーク・タイムズやウォール・ストリート・ジャーナルなどが対象となっている。

Peter ThielがGawkerを潰した10年後、今度はAI技術を使って報道機関への攻撃を拡大している。ThielはObjection.aiという新興企業に投資し、同社は「メディアの記述に対する迅速で手頃な異議申立て方法」を提供している。同社の共同創設者Aron D'SouzaはThielと共にGawker事件に関与した人物だ。

同システムでは、誰でも報道内容に異議を申し立てることができ、CIA、FBI、英国諜報機関出身者らで構成される調査チームが調査を実施する。対象となった報道機関や記者は反論の機会が与えられ、最終的にAIモデルが判決を下す。費用は約2000ドルと、従来の危機管理専門家の着手金よりもはるかに安い。

現在対象となっているケースには、ニューヨーク・タイムズのDavid Sacks氏に関する報道、ウォール・ストリート・ジャーナルのトランプ氏とエプスタイン氏に関する報道、英国記者のAmazon倉庫事件に関する記事などが含まれている。D'Souzaは「Gawkerは独特ではなかった」と述べ、報道界全体への攻撃意図を明確にしている。

出典

codastory.com — 元記事を読む →