OpenAI、無料ChatGPTユーザーにマーケティングクッキーをデフォルト設定で有効化

原題: OpenAI Enables Marketing Cookies by Default for Free ChatGPT Users

なぜ重要か

大手AI企業による広告ビジネス本格参入の兆候で、無料ユーザーのマネタイズ戦略が明確化している。

OpenAIは4月30日、米国のプライバシーポリシーを変更し、無料ChatGPTユーザーに対してマーケティングクッキーをデフォルトで有効にすると発表した。同社は他サイトでのサービス宣伝にクッキーを使用する。有料ユーザーはデフォルトでオフとなっている。

OpenAIは4月30日にユーザーにメールを送信し、米国でのプライバシーポリシーの大幅な変更を通知した。同社は「他のウェブサイトでOpenAI製品とサービスを宣伝するためにクッキーを使用する」と述べている。ただし「ChatGPTでの会話には影響せず、会話は非公開でマーケティングパートナーと共有されない」としている。

新しい仕組みでは、ユーザーがOpenAIサービスを利用する際に収集された詳細情報が、プラットフォーム外でのマーケティングに使用される可能性がある。これは無料ユーザーの有料プラン転換を狙った施策とみられる。WIREDの検証では、無料アカウント2つでマーケティング設定がデフォルトで「オン」になっていたが、有料のPlusおよびEnterpriseアカウントではデフォルトで「オフ」だった。

OpenAIは2月から米国でChatGPT出力の下部に広告を表示し始めており、自社広告ネットワークの拡大を目指している。同社広報担当者によると、会話や個人コンテンツを広告主と共有しない方針は変わらないとしている。ユーザーはChatGPTアプリの設定からマーケティング追跡をオプトアウトできる。

出典

wired.com — 元記事を読む →