マスク氏、法廷で自身のツイートと矛盾する証言

原題: On the stand, Elon Musk can’t escape his own tweets

なぜ重要か

AI業界の巨人同士の法廷闘争は、非営利AI研究の営利化における透明性と投資家保護の重要な先例となる可能性がある。

イーロン・マスク氏が4月29日、OpenAI創設者らを相手取った訴訟でカリフォルニア州連邦裁判所に出廷。宣誓の下でテスラが現在AGI開発を追求していないと証言したが、これは数週間前の自身のツイートと直接矛盾する内容だった。マスク氏はOpenAIが非営利から営利への転換で投資家を欺いたと主張している。

イーロン・マスク氏は4月29日、サム・アルトマン氏らOpenAI共同創設者を相手取った訴訟で証言台に立った。マスク氏は「慈善団体を盗んだ」と主張し、アルトマン氏らが非営利組織への支援を騙し取り、その後営利部門を立ち上げて組織を支配したと訴えている。証言中、マスク氏はテスラが現在汎用人工知能(AGI)を追求していないと宣誓の下で認めたが、これは数週間前の自身のツイートと直接矛盾する内容だった。

マスク氏は2016年頃から営利化について議論し、2017年には自身が過半数の株式を保有し会社を支配するOpenAIの営利部門創設を検討していたと証言した。この計画が破綻した後、マスク氏はOpenAIへの定期的な寄付を停止したが、2020年まではオフィス賃料を支払い続けていた。

OpenAI側の弁護士ウィリアム・サビット氏は反対尋問で、マスク氏がGoogleなどとの競争に必要な資金調達のため、テスラへのAI研究所統合を含む様々な営利化努力を支援していたことを示そうとした。マスク氏は利益に上限がある投資家と無制限の投資家には大きな違いがあると主張。Microsoftの初期投資は利益制限があったが、年月とともに制限が撤廃されており、この変化が訴訟提起の理由だとしている。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →