Nvidia、2000億ドルCPU市場狙いMicrosoftやDell等とAI PC展開

原題: Nvidia chases $200B CPU market with AI agent PCs from Microsoft, Dell, and HP

なぜ重要か

Nvidiaの新たなCPU市場参入により、AI PC分野における競争激化とPC業界の革新加速が期待される。

Nvidiaが台湾Computexで新CPU「RTX Spark」を発表し、Microsoft、Dell、HP等のメーカーからAI PC製品が今秋発売予定と発表。同チップは1ペタフロップ性能でAIエージェントの安全実行と大規模言語モデルのローカル実行が可能。創業者ファン氏は2000億ドルのCPU市場参入を表明。

Nvidiaは6月1日、台湾のComputex展示会で新しいPC向けCPU「RTX Spark」を発表した。同社はこれを「スーパーチップ」と呼び、1ペタフロップの処理能力を持つと説明している。このチップを搭載したAI PCが今秋、ASUS、Dell、HP、Lenovo、Microsoft Surface、MSIから発売され、AcerとGigabyteも続いて製品を投入予定だ。RTX SparkはOpenClawやHermes Agent等のAIエージェントを安全に実行できるよう設計されており、Microsoftと共同開発したセキュアサンドボックス機能を搭載している。また、大規模言語モデルをローカルで実行するための十分なCPU、GPU、RAM、およびNvidia CUDA ソフトウェアを備えている。Adobe、Blender、ComfyUI、Riot Games、Xbox等100社以上のWindowsソフトウェアメーカーが新チップへの対応を表明した。創業者兼CEOのジェンセン・ファン氏は「RTX SparkとMicrosoft Windowsにより、ユーザーが尋ねればPCが作業を実行する」と説明し、アプリ起動やクリック操作の時代の終焉を予告した。同氏は5月の決算説明会で、AI向けCPU市場で2000億ドル規模の新市場を見つけたと投資家に表明している。過去にNvidia ARMベースのWindows機器は失敗した経験があるが、今回のチップはより高性能で、MicrosoftはSurface Laptop Ultraとして最強のSurface Laptopと位置づけている。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →