AnthropicとNscaleが再び450億ドル規模の計算契約交渉

原題: Nscale and Anthropic are reportedly in talks for yet another $45 billion compute deal

なぜ重要か

AIインフラへの年間数千億ドル規模の民間投資が加速する中、単一企業同士の再契約という構造は業界の資本集中リスクを端的に示している。

AI企業AnthropicとAIインフラ提供会社Nscaleが、総額450億ドル規模のコンピュート契約について再度交渉中であることをBloombergが報じた。両社は約1カ月前にも同額450億ドルの契約を締結したばかりで、成立すれば合計900億ドル規模の取引となる。関係者によると交渉は進行中であり、詳細は変更される可能性があるという。

Bloombergの報道によると、AnthropicとNscaleは新たに450億ドル規模のコンピュート契約の締結に向けた交渉を進めている。両社は2026年9月に同額の契約を発表したばかりであり、今回の交渉が成立すれば、わずか1カ月余りの間に合計900億ドル規模の取引を結ぶことになる。

事情に詳しい複数の関係者は交渉がまだ継続中であると述べており、条件が変わる可能性も残っている。TechCrunchはAnthropicとNscaleの両社にコメントを求めたが、記事執筆時点では回答を得られていない。

Anthropicはこの1年間で複数の大型コンピュート契約を締結してきた。同社はこうした巨額投資が最終的に収益につながるとの考えのもと、積極的なインフラ投資を続けている。一方で、AIへの支出規模に対して利益が見合っていないとして、一部の投資家の間では懸念も広がっている。

IPO(新規株式公開)の動向も注目される。Anthropicは今年中の上場が見込まれている。Nscaleも上場を目指しているが、Bloombergの同日付の報道によると、同社が目標とする評価額300億ドルに対して投資家からの抵抗を受けているという。大型契約の連発と上場計画が同時進行している状況は、両社にとって重要な局面といえる。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →