Mobileye、米国ロボタクシー事業参入で供給側と運営側の両立へ

原題: Mobileye’s US robotaxi launch will put it on both sides of the AV business

なぜ重要か

Mobileye はサプライヤーから事業運営者への転換で、自動運転産業の主導権強化を狙う。供給先企業との競合リスク一方で、自社サービス運営で技術検証と市場創出を加速できる戦略的転換。

インテル傘下のMobileye は2027年に米国でロボタクシーサービスを開始すると発表。初期段階で100台の自動運転車を配備し、5年後には約17,000台に拡大する計画。同社は従来の自動運転技術供給企業から、サービス運営企業への転換を目指す。

Mobileye は6月16日、米国でのロボタクシーサービス立ち上げを発表した。Intel 傘下で上場企業の同社は、自動運転技術のサプライヤーとしての立場から、サービス運営企業への拡大を進める。具体的には、2027年に米国の未名の都市で100台の自動運転車で運用を開始し、その後5年間で約17,000台に段階的に拡大する予定。

Mobileye は元々、コンピュータビジョンチップを通じて自動車メーカーにドライバーアシスタンスシステムを供給することで知られている。同社はその後、自動運転システムの開発を進め、VW グループと MOIA の傘下でテストを実施してきた。

Shashua CEO は「ロボタクシー革命は始まったばかりであり、業界はごく少数の技術プロバイダーとビジネスモデルに依存している状況が増している」とコメント。同社は新たな運営事業部門を設立し、自社開発の自動運転システムを使用する。フリート管理に加え、同社が所有する移動・ライドシェアアプリ「Moovit」を消費者向けサービスに活用する計画。

Shashua は2018年に、乗客向けの完全自動運転車の実現が「Holy Grail」であり、そこに到達するにはロボタクシー事業を通じる必要があると述べている。今回の発表は、その戦略の延長。なお、使用予定の車両は「AV対応プラットフォーム搭載車両」との記載だが、プレスリリースには中国自動車メーカー Great Wall Motors の電動クロスオーバー「Ora iQ」と思われる車両が掲載されている。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →