Microsoft、約4,800人削減――XboxとSalesが直撃

原題: Microsoft lays off nearly 5,000 employees across Xbox, commercial sales

なぜ重要か

大手テック企業でのAI投資拡大と人員削減の連動が鮮明になり、エンタープライズAIシフトが業界構造そのものを変える転換点として注目される。

Microsoftは2026年7月7日、全世界の従業員の約2.1%にあたる約4,800人の削減を実施した。今回の人員削減はXboxと商業営業部門に最も大きく影響し、Xboxだけで1,600人が対象となった。Xbox CEOのAsha Sharmaは「Xbox史上最大の組織再編」と位置付け、2027会計年度末までに計3,200人削減の見込みを示した。

Microsoftは2026年7月7日(月)、世界全体で約4,800人の人員削減を実施したと発表した。これは同社グローバル従業員数の約2.1%に相当し、XboxおよびCommercial Sales部門が最も大きな影響を受ける。

Amy Coleman EVP兼最高人事責任者は社内メモで、「テクノロジーの構築・展開・活用方法が変革している」と説明し、「顧客のニーズとそれに対応するビジネスモデルが変化しており、組織や仕事の在り方も変わらなければならない」とした。Colemanは、削減される役割について「AIに置き換えられるわけではない」と強調しつつも、「日々の業務の一部は自動化が可能になった」として、従業員にスキルアップを求めた。

Xboxについては、CEO Asha Sharmaが全社員向けメールで「Xbox史上最大の組織再編」と位置付けた。Sharmaは「現在のビジネスは健全ではなく、利益率は比較可能なプラットフォームおよびパブリッシング事業の3〜10倍低い水準で運営されている」と説明。月額サブスクリプションサービスGame PassやマルチプラットフォームへのシフトといったXboxの戦略的施策が期待通りに成長しなかった結果、コアビジネスが弱体化したと認めた。「今、業界は史上最も深刻なハードウェア危機に直面している。Xboxはリセットしなければならない」とSharmaは述べた。

今回の削減はXboxの1,600人を含む4,800人で、2027会計年度末までに合計3,200人が削減される見通しとなっている。今回の動きはMicrosoftが最近立ち上げたエンタープライズAI展開を専門とするFrontier Companyビジネスユニット(投資額25億ドル)とも関連しており、AIへの投資増大と人員削減が同時進行するトレンドが業界全体で続いている。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →