Jio株、IPO初日に21%急騰

原題: Jio shares surge 21% in market debut after blockbuster India IPO

なぜ重要か

インド最大・最多応募のIPOは、同国デジタル市場の成熟と国際投資家の関心の高さを端的に示している。

Mukesh Ambaniが率いるJio Platformsは2026年10月27日、インド株式市場に上場し、初値がIPO価格₹1,119から21%高い₹1,358(約14ドル)を付けた。総額32億ドルを調達したIPOには770億ドル超の応募が集まり、22.19倍の倍率を記録。1,380万人以上が申し込み、インド史上最多応募のIPOとなった。

Jio Platformsは2026年10月27日、インド株式市場(BSE・NSE)でのデビューを果たした。初値は₹1,358で、IPO価格₹1,119比21%高。上場時の時価総額は約₹12.5兆(約1,319億ドル)に達し、インド上場企業として親会社Reliance Industries(約₹16兆)に次ぐ第2位に躍り出た。

10月21〜22日に実施した公募期間中、応募倍率は22.19倍、応募総額は770億ドルを超えた。1,380万人超が申し込んだ数字はインド株式市場の記録を塗り替えた。

Jioの歩みは2016年にさかのぼる。当時、混雑していたインド通信市場に無料データと低価格サービスで参入し、Bharti Airtel、Vodafone Idea、国営BSNLから顧客を奪い取った。現在は顧客数5億4,000万人を超えるインド最大の通信事業者だ。事業はブロードバンド、クラウド、AIへと拡大している。

COVID-19パンデミック下の2020年には海外大手から大規模投資を受け入れた。Metaが57億ドル、Googleが45億ドルを出資したほか、General Atlantic、Silver Lake、Vista Equityも参加した。当時の企業価値は最大約₹4.91兆(当時のレートで約650億ドル)だった。今回の上場でその評価額はおよそ2倍に拡大した形だ。

2026年3月期の業績は売上高₹1.47兆(約155億ドル)、純利益₹3,005億(約32億ドル)で、いずれも前年比約15%増。直近2026年6月四半期も売上高12%増、純利益9%増と成長が続いている。

IPO調達資金のうち最大₹2,750億(約29億ドル)は通信子会社Reliance Jio Infocommの債務返済に充てる計画。2026年6月30日時点の総借入金は₹6,137億(約65億ドル)。

Managing DirectorのAkash Ambaniは上場式典で「いつか世界が偉大なテクノロジー企業を数えるとき、その中の1社はインドから、Jio Platforms Limitedという名で呼ばれるだろう」と語った。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →