GoogleのGemini新料金体系と利用状況の確認方法

原題: How Google’s New Gemini Rates Work and How to Track Your Usage

なぜ重要か

計算リソースベースの課金モデルへの移行は、AIサービス全体の収益管理と持続可能性に関わる業界トレンドを示しており、他社サービスの料金設計にも影響を与えうる。

Googleは2026年夏、AIサービス「Gemini」の利用量計測方式を刷新した。従来のリクエスト回数ベースから、処理に必要な計算リソースベースへ変更。Free・AI Plus(月8ドル)・AI Pro(月20ドル)・AI Ultra(月100〜200ドル)の4段階で利用上限が異なり、Freeを基準に最大20倍の差が生じる。

Googleは2026年夏、Gemini AIの利用量管理の仕組みを大幅に刷新した。従来は「1日に動画3本生成」のようにリクエスト件数で上限を設けていたが、新方式ではリクエストの計算リソース消費量(複雑さや処理コスト)を基準に利用量を計測する。これにより、同じ動画生成でも複雑な内容であれば消費量が増え、以前より早く上限に達する可能性がある。

料金プランは4段階。無料の「Free」ティアは上限を「標準」とのみ記載し具体的な数値は非公開。「AI Plus」(月8ドル)はその2倍、「AI Pro」(月20ドル)は4倍、「AI Ultra」(月100〜200ドル)はAI Proの5倍または20倍となる。

利用量に影響する主な要因は、(1)加入プラン、(2)プロンプトの複雑さと長さ、(3)使用するGeminiモデルの3点。モデルはFlash-Lite、Flash、Proの順に高性能・高コストとなり、上位モデルを使うほど利用量の消費が速い。いずれのモデルもすべてのプランで利用可能だが、消費ペースは異なる。

Googleのサポートドキュメントには「アクセスはテスト・実験・可用性に基づいて変更または制限される場合がある」と記載されており、日によって利用可能量が変動する可能性もある。ユーザーにとっては事前に上限を把握しにくい仕組みとなっており、実際に上限到達後は一定時間待つよう促される。

出典

wired.com — 元記事を読む →