Hister:閲覧履歴とファイルを検索するプライベートエンジン

原題: Hister: A private search engine for the pages you visit and the files you keep

なぜ重要か

プライバシー重視の自己ホスト型ツールにMCP対応を加えた構成は、AI統合型のパーソナルナレッジ管理という新たな方向性を示している。

GitHubユーザーasciimooが、自分が訪問したWebページとローカルファイルを全文インデックス化してプライベートに検索できるOSSツール「Hister」を公開した。WebUI・ターミナル・MCP経由のAIアシスタントから検索でき、リポジトリはスター4,300超を獲得している。ライセンスはAGPL-3.0。

「Hister」は、ユーザー自身が訪問したWebページとローカルに保管するファイルを全文インデックス化し、プライベートに検索できる自己ホスト型の検索エンジンだ。GitHubのリポジトリ(asciimoo/hister)にて公開されており、現時点でスター数は4,300超、フォーク数は189に達している。

主な特徴は三つの検索インターフェースだ。ブラウザから使えるWebUI、コマンドラインのターミナル、そしてMCP(Model Context Protocol)経由で接続するAIアシスタントから、インデックス済みコンテンツを横断検索できる。外部サービスへのデータ送信は不要で、すべてローカル環境で完結する設計になっている。

セットアップは比較的シンプルで、プラットフォーム別のバイナリを最新リリースからダウンロードし、リネームするだけで動作する。DockerおよびDocker Composeにも対応しており、compose.ymlが同梱されている。Nix flakeも用意されていることから、開発者向けの柔軟な導入オプションが整っている。

Goで実装されており、WebUIのフロントエンドはprettierでフォーマット管理されている。コードベースのコミット数は2,100超で、積極的に開発が続けられている。ライセンスはAGPL-3.0で、商用利用や改変に一定の制約がある点は注意が必要だ。

MCP対応により、ChatGPTやClaudeのようなAIアシスタントをローカル検索のバックエンドとして活用できる点が、従来のブックマーク管理ツールや個人用検索ツールとの差別化ポイントとなっている。デモサイトも公開されており、導入前に機能を試すことができる。

出典

github.com — 元記事を読む →